検見川聖書バプテスト教会
HOME教会案内メッセージギャラリーイベント全国の教会問い合わせ
HOME > メッセージ > メッセージ バックナンバー(2009年) > ともに苦しんでくださるお方
  ともに苦しんでくださるお方  

2009年5月24日(日) 夕拝説教要旨
説教者:三谷 浩司 師

聖書箇所:イザヤ書63章8〜9節

[8]主は仰せられた。「まことに彼らはわたしの民、偽りのない子たちだ。」と。こうして、主は彼らの救い主になられた。 [9]彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、ご自身の使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって主は彼らを購い、昔からずっと、彼らを背負い、抱いて来られた。

説教要旨

自分が苦しい時、その苦しみを理解してくれる人がそばにいてくれると、それだけで苦しさが軽減するものです。実際苦しさそのものよりも、その苦しみを誰にも理解してもらえないことの方が、もっと大きな苦しみではないでしょうか。聖書は、そのような私たちの苦しみを誰よりも良く理解し、苦しみを共にしてくださるお方がおられることを教えています。

そのお方は、私たちの神様であり救い主であるイエス・キリストです。イエス様は神様であられるのに、人となって私たちと同じ苦しみを経験してくださいました。イエス様は貧しい家庭の子として馬小屋で生まれ、何一つ罪を犯さず、多くの人の病をいやし、苦しみから助け出したにも関わらず、弟子たちに裏切られ、人々からあざけられ、ついにはあのむごたらしい十字架刑に処されて死なれたのです。そのようにイエス様は私たち以上に人としての苦しみを経験されたお方であるゆえに、私たちの弱さや苦しみを十分に理解することのできる救い主となってくださったのです。

また私たちは、イエス様が苦しんでくださったことによって、罪の苦しみから救い出されます。私たちの苦しみの多くは、私たち自身の内にある罪が原因です。そこでイエス様は、私たちに対する愛とあわれみにより、十字架で身代わりの死の刑罰を受けてくださることによって、私たちのすべての罪を贖い、私たちの罪を赦してくださいました。それだけではなく、イエス様は私たちの全生涯における苦しみの時、私たちを背負い、抱いて運んでくださると約束してくださっています。何と感謝なことでしょうか。

 
Copyright (C) Kemigawa Bible Baptist Church All Rights Reserved.