2009年5月24日(日) 礼拝説教要旨 |
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聖書箇所:詩篇50篇15節 |
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苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。 |
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説教要旨 |
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自分の力ではどうにもならない苦しい状況に置かれた時、誰に助けを求めたらよいかを知っている人は幸いです。もし知らなければ、不安と恐れ、時には絶望の中で苦しみ続けるしかありません。しかし聖書は、「苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう」と言ってくださるお方がおられることを教えています。 そのお方とは、聖書の教える唯一真の神様です。真の神様とは、天地万物を造られた創造主なる神様であり、他にはいません。真の神様は永遠に生きており、どこにでもおられ、全知全能なるお方です。このお方にとって不可能なことは何一つありません。私たちをいつでも、どんなに大きな苦難からも救い出すことができます。 それゆえ、私たちは真の神様だけに助けを呼び求めなければなりません。聖書は、真の神様以外の神々と呼ばれるものはすべて偶像にすぎないと教えています。偶像は人間の手によって作られたものであり、私たちを助ける力はありません。しかしこの世界のほとんどの人は創造主なる真の神様を知らず、偶像の神々を頼りにして生きています。それは実に愚かなことであり、真の神様に対する非常に大きな罪です。 私たちは真の神様を知らずに生きてきた罪人です。本来ならば、私たちは神様に近づくこともできない存在です。それなのに、なぜ神様は私たちを助けてくださるのでしょうか。その理由はただ一つ、真の神様は愛なるお方だからです。神様は私たちを造ってくださったお方ゆえに、私たちをこよなく愛してくださるのです。神様は愛する私たちを、生きている時に苦しみから助けてくださるだけでなく、私たちが死んだ後に地獄に行くことからも助けてくださいます。罪人は本来、天国には行けません。 それゆえ神様は私たちの罪を赦して天国に入れるために、ご自分のひとり子を私たちのために与えてくださいました。何と大いなる愛でしょうか。そのようなお方が「わたしを呼べ」と言ってくださっているのですから、大胆に恵みの御座に近づいて、助けを呼び求めましょう。 |
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