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2007年9月30日(日) 礼拝説教要旨 |
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聖書箇所:マタイの福音書5章38〜42節 |
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[38]『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。 [39]しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。 [40]あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着もやりなさい。 [41]あなたに一ミリオン行けと強いるような者とは、いっしょに二ミリオン行きなさい。 [42]求める者には与え、借りようとする者は断わらないようにしなさい。 |
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説教要旨 |
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5番目の対立命題は「復讐」についてです。神の国の民とされている者が、危害(損害)を加えてきた相手に対してどのような態度をとるべきか、そのことをイエス様は明らかにしておられます。 <「復讐」とは何か> <旧約聖書における「復讐」規定> <復讐規定の真意を明らかにするイエス様> 誤解してはならないのは、イエス様は私たちに無抵抗で良いと言っているのではありません。私たちは自分や家族の身を守る責任があり、悪をなす人は必ず裁きを受けなければなりません。ここでイエス様が言われていることの中心は、私たちが復讐心そのものから解放されることにあるのです。福音によって罪の赦しを受けた者は、たとえ悪をなす人であってもキリストにあって赦すことができるようになる。ゆえに復讐の連鎖を断ち切ることができるのです。 最後に覚えましょう。神の国の民とされている特権の素晴らしさを。人を恨み、憎しみ続ける生き方から解放されるのみか、人を愛し、赦す生き方に変えられるという恵みです。お互いに愛の連鎖を生み出すことで、この特権を大いに行使する者となろうではありませんか。 |
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