検見川聖書バプテスト教会
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  羊飼いの声を聞き分ける羊  

2007年3月11日(日) 礼拝説教要旨
説教者:高田 厚 師

聖書箇所:ヨハネの福音書10章37節

わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます

説教要旨

上記の御言葉は、今年の検見川教会の年間聖句です。イエス・キリストを真の羊飼い(牧者)とする検見川教会にとっては、覚えつづけるべき御言葉ではないでしょうか。特に今年は、開拓25年目という大きな節目を迎える年です。教会としてさらなる前進を続けていくためにも、真の羊飼いであるお方(イエス・キリスト)の御声をよく聞き分けることが肝要です。そのような意味で、この年を将来のための備えの年と位置付け、以下の二つの目標を掲げます。

<個人として神のことばを「聴く」>
イエス・キリストは、私たちキリスト者にとって真の「羊飼い」です。そしてイエス・キリストにとって私たちキリスト者はご自分の「羊」です。唯一の救い主であるイエス・キリストは、罪と死による永遠の刑罰から私たち罪人を贖い出してくださいました。そして今も生きておられ、聖書の御言葉を通して御声(御心)を示し、悟らせてくださるのです。イエス・キリストの「羊」である私たちキリスト者は、主の御声を聞き分ける耳が与えられています。ですから、人間的な思いから出た“肉の思い”か、主から出た“御心”なのかを正しく識別することができるのです。そのような意味で、「わたしの羊」である私たちは、羊飼いであるイエス・キリストとの個人的・人格的関係が不可欠なのです。私たちキリスト者が、日々のデボーションを確立していくことの重要性と意義はここにあるのではないでしょうか。日々、静まって御言葉に「聴く」時を持ちましょう。

<教会として神のことばに「従う」>
日々のデボーションを確立する人は、神様との信頼関係を築く人です。そのような人は、教会の兄姉との間にも信頼関係を築きます。教会の兄姉と信頼関係を築く人は、教会の大切な事柄について、聖書の御言葉を通し、教会員ひとり一人に主が語っておられることを信じる人です。独断で御心だと判断することは早急なことであり、厳に慎まなければなりません。また、自分に関係無いことのように無関心を装うこともふさわしい態度ではありません。なぜなら、御言葉を聴くことは個人的な事柄ですが、主に従っていくことは教会全体の事柄だからです。ですから、教会員ひとり一人に示されている主の御心を確認していくことを切に求めましょう。そのために必要なことは、時間をかけて祈ること、良く話し合うこと、御霊の一致を得ることです。早合点しないよう、ひとり一人に主がどのように語って下さっているかよく確認した上で、教会として神のことばに従っていきたいと思います。「どうか、あなたの杖で、あなたの民、あなた御自身のものである羊を飼ってください。」(ミカ7章14節)

 
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